今こそ、「It's勝笑time!オレがヤル」だ!!

2020/7/2 18時 名古屋ドーム ●2-4中日 

2勝10敗。もはや星勘定はどうでもよい。もっと弱い状態が続いた時代もあった。タイガースファンはそんなにヤワではない。良い状態が必ず来ると信じて待つ。今はあまりにもすべてが悪いサイクルにはまっているだけだ。少なくとも投手陣の状態はそれほど悪くない。

ただ、チームの雰囲気が明るくないのは良くないと感じる。テレビ越しではあるが、矢野さんから笑顔が消えている。打てなかった野手・打たれた投手が、悔しさを通り越して、落胆・悲壮感を漂わせている(そのように見えてしまう)。

今こそ今年のスローガン、「It's勝笑time!」に戻るべきではないか。組織・チームのスローガンはなんのためにあるか? スローガンがある意義のひとつは、「しんどい時に立ち返るもの」だ。勝っている時・良い時はスローガンなど無くてもよい。結果がすべてを癒す。

結果が出ない時、うまくいかない時、カラ元気も出にくい時。そういう時に原点に戻る、「そうだ、これが俺たちのスタイル」だと思い返し、皆で共有・確認する。そのためにスローガンはある。

シーズンオフにチームのみんなで想いを込めてこのスローガンを創ったのではないのか。使われない・語られないスローガンほどむなしいものはない。そう今こそ、「It's勝笑time!」を連呼して欲しい。打てなくても、「相手もやるな。まだまだ次がある。次こそは」とニヤリと鋭い笑顔を見せて欲しい。

矢野さんへ。開幕直前のインタビューで「どんなにしんどい時が来ても最後まで僕自身が楽しんで野球をやります」とおっしゃってたじゃないですか。楽しみましょうよ!ここから借金が減っていく姿を楽しみましょうよ。大底から復活する過程にこそ、タイガースにとっての学びがあると思います。

選手の皆さんへ。スローガンの後半「オレがやる!」。これです。結果をおそれず、オレが勝たせてやる、と思って1球1打に臨んで欲しい。試合前・試合途中でトイレに行ったら、鏡で自身の顔を見て、強い・明るい顔を作り、「オレがやる!」と暗示をかけて欲しい。

2000年代は、このような苦しい時は金本選手が歯を食いしばって練習し、試合を決める一発を放っていた。まさしく「オレがヤル!」だった。

今こそ、「オレがヤル!」の選手が何人か出てきて欲しい。期待しています。

だいちゃん


TigerStream

虎の流れ ~タイガースを愛するビジネスパーソンによる 「タイガースを語るコラム」~

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