2020/9/7 18時 甲子園 ●2-3 讀賣
残念ながら高橋投手中5日先発の「勝負手」実らず。いや、勝負手の策としては当たっていた。100点ではないにせよ投球内容は十分期待通り。しかし、周りがそれを支えれなかった。
監督インタビューでは近本選手の守備のことがコメントされていたが、敗因はそれだけではない。主軸の仕留め切れない打撃、1つや2つではなかった。一方で、高橋投手対策を意識して、しっかりチャンスメークやタイムリーを打ってくる讀賣。大きな差があると感じた。
藤川球児投手の想いを聞き、なんとか逆転優勝をとファン目線で星勘定もしてきたが、この3試合の内容と凄みの差をみると、もはや短期の結果・成果にとらわれてはいけないと思った。もしチャンスが出てきたら、優勝を狙って頑張って欲しいが、それよりももっと先をみて整えていかないといけないこと、差を埋めていかないといけないことが多くある。
首脳陣・選手達も今回の3試合は相当な覚悟と気合で臨んでいたと思う。そこで感じる讀賣との差、この試合でこのプレーが出てしまう現実。そこを直視しないといけない。
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「結果から推し量れるプロセスと準備」。その言葉が思い浮かんだ。昨日・今日の調整や準備ではない。シーズンオフ・キャンプからのチーム・首脳陣・個々の選手の準備にも相当な差があるのではないだろうか。過去2回の反省からの高橋投手対策、勝負手の継投を準備していること、もっといえばシーズン入ってからの矢継ぎ早のトレード。讀賣の「準備力」恐るべしだ。悔しいが、さすがだ。
この差は急には埋まらない。しかし埋めていかないと来年も再来年も同じ光景を見ることになる。それは嫌だ。ファンはなにもできないが、そこがちゃんと埋まっていっているかを一喜一憂せずにしっかり見ていきたい。
「球際の強さ」・「一発で仕留める確率」・「ここ一番での発揮力」・「首脳陣の采配のきめ細かさ」・「フロントの編成力」・・・差はいっぱいあると思うが、我がタイガースも高まってきてはいる(と思う)。
頑張ってほしい。
だいちゃん
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