1番と6番


開幕スタメンについて少し深堀りしてみました。

矢野監督は2番・近本選手を考えておられるようなので、それを前提にします。

その場合、キーとなる打順は1番と6番と考えます。近本選手の2番は、犠打で送る型ではなく積極攻撃型。その特徴を活かすには、トップバッターの出塁率が高いことがポイント。1番の出塁が多いと一気にバラエティーと面白さが増す打線になります。ランナー一塁から一・三塁、あるいは一気に長打で先制、一死一塁・近本選手となってもそこから再攻撃。楽しみですね。

ちなみに、昨シーズンの出塁率はチーム内では1番が糸井選手、次いで糸原選手です。1985年の真弓選手の年間の出塁率は .392で前後のシーズンの中で突出しています。2003年の今岡選手は.374です。

もう1つは6番打者。ボーア選手を軸に3・4・5番はいろんな組み方が考えられますが、相応の厚みとなり、四球が増えることを含めて6番打者にチャンスや残走者が残る形が増えると想像します。そこで6番打者。残塁で終わってしまうか、追加点を得るか。中盤以降の投手陣に昨年レベルの安定を求めるのは無理があります。試合中盤・終盤での追加点、重要です。

ちなみに、1985年の6番打者はシーズン序盤・中盤は佐野選手、後半になり長崎選手が増えます。2003年はアリアス選手がメイン。ホームラン38本です。ラッキーゾーンはありません。迫力ある6番ですね。2005年は序盤はスペンサー選手でしたが、中盤以降は桧山選手が主となります。なんとなく納得感ありますね。

(以上のデータは「スタメンデータベース」より。1985年は見事なほどに3・4・5番が固定されています。強いはずですね。)

もちろん、3・4・5番や、7番・8番もどうなるか楽しみですが、おそらく色々組み替えながらになるでしょう。逆に1番と6番は、2番・近本選手と同様に、ある程度固定して考えてもよいのではと考えました。

だいちゃん


TigerStream

虎の流れ ~タイガースを愛するビジネスパーソンによる 「タイガースを語るコラム」~

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