自分・野球と向き合う時間

今日は4月11日。予定通り開幕していたら、15試合くらい経過していたでしょうか。投打ががっちり噛み合って10勝5敗くらいで走っていたかもしれませんね。高橋遥人開幕3連勝、ボーア5号、球児早くも7セーブみたいな。

社会全体での新型コロナとの闘い、緊急事態宣言、の中で本コラムも控えておりましたが、やるべきこと(外出自粛+できる方法での業務)を行いながら、いろんなこと前を向いていった方がいいですね。筆をとります。

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開幕時期は白紙、チームとしては活動休止の中で、それぞれの選手はどう過ごされているのかなーと。部屋の中で筋トレ・素振り・シャドーピッティング、可能なエリアでのランニングなどでしょうか。普通に考えると、コンディション維持や技量向上が難しい環境だとは思います。しかし、逆にこういう時期の対応方法で差が出るのではと思います。

掛布さんが解説などでよく次のように言っています。

「群れて練習するのではなく、1人で野球に向き合う時間が大切。今の選手はみんなで練習をし過ぎる。僕(掛布さん)は、それよりも自分に向き合う・一人で向き合う時間が非常に貴重だった。」

ロッテに入団した我らが鳥谷敬選手。今年は自主トレもキャンプも1人でした。しかし、ロッテに入団して2日後には練習試合に出て守備もバッティングもしっかり対応してました。現役時代を含めて、常に自分に向き合ってこられたのだと思います。おそらくですが、技量の維持・向上は集合練習によってではなく、個人の時間における練習によってだったのではと思います。

沖縄キャンプの練習で、みんなで集まってサーキットトレーニングや筋力トレーニングをしているの観て、「この練習は別にそれぞれ個人でやってきてもいいのでは??」と思ったのは私だけではないはず。

選手個人個人にとっては、大変厳しい状況ですが、「自分と向き合う・1人で野球に向き合う」の結果として、大きな気づきや成長をする選手が何人が出てくるのでは思います。そういう選手が多かったチームが今年のペナントを制するかもしれません。

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コロナが終息した後の世界では、今までの常識がいくつか変わるだろうと言われています。プロ野球界でいえば、たとえば、「キャンプってホントにいる?」とか。

「みんなそれぞれで自覚持って練習して、チーム練習のみを短期間でしっかり行って、それで開幕でいいじゃん」「その方がプロフェッショナル(職業専門家)らしいじゃん」と。

ないしは、チームによってキャンプのやり方がもっともっと異なるようになったりしても面白いなと(たとえば、2月1日にキャンプインするチームと、2月15日に全員集合するチーム、など)。

なんにせよ、できるだけ早くワイワイ楽しく野球観戦できる時期が来るのを切に願います。そのために、今はみんなじっと我慢ですね。

自粛・自粛。

だいちゃん

TigerStream

虎の流れ ~タイガースを愛するビジネスパーソンによる 「タイガースを語るコラム」~

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