2020/6/19~21 東京ドーム ●●●4-21讀賣(3試合合計)
よーいドンで宿敵に3タテを食らいました。
「たかが開幕/されど開幕」、「単なる120分の1/今年を占う120分の1」。
ですが、開幕に焦点をあてて調整をし、気持ちを盛り上げての戦いでカード3連敗ですから、重い事実です。少なくとも、順位予想であったような楽観論は間違いで、相対的なチーム力では、打撃・投手力とも優位ではないという現実を突きつけられました。
ですが、たった3試合であるのも事実。矢野監督が語り続けている「今年は日本一になると決めている」に向けての試練・過程と捉えるしかないです。
まずはチームとしてしっかり落ち着くことが大切と考えます。では、どう落ち着かせるか。
ここは、まずキャッチャーを梅野選手に固定して戦うことで落ち着かせるべき、と考えます(決してこの3試合の采配批判ではありません)。なぜなら、今のタイガースにおいて、「もっともレギュラーらしいレギュラー」は梅ちゃんしかいないと考えるからです。
・2年連続ゴールデングラブ賞
・骨折をおしてのほぼ全試合出場
・捕球、捕殺、打撃、走塁、どれをとってもリーグトップレベル
・プロ入り7年目の30歳、最も脂が乗る年代。特にケガもしていない。
この状態で少なくとも最初30試合程度がレギュラーでないとなると、「では、どうやったらレギュラーになれるの?」と感じます。もちろん他の捕手にも頑張ってほしいですが、少なくとも現況において、梅ちゃんをレギュラーと扱うことにライバル選手を含めて納得感があると思います。近本選手といえどもまだ活躍は1年。糸井選手はケガ明けです。梅ちゃんのみが押しも押されもせぬレギュラーでは。
加えて、よく言われる「センターライン」の固定。3試合とも、「ここで打たれたら痛い」ところでことごとく打たれています。3試合トータルでの相手打線と駆け引きができていたか?リズムのよいタイガースらしい戦いを取り戻すために、ここはひとつ、扇の要をドーンと落ち着かせてほしいところです。
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一方、すべてのポジションを固定する必要はないと思います。全体の状態があがらない中、圧倒的レギュラーがいないポジションは、まさしくシビアな使い分け・見極めでもよいと思います。
どうしてもボーア選手の打撃に話題が向いてしまいます。「日本の野球に慣れるまでは我慢が必要」とよく言われます。これは理解します。そりゃ慣れるまでは大変だと思います。ですが、それはオープン戦・練習試合までの期間の話であり、それでも慣れてない場合は、慣れるまでファームで調整して、状態をあげてからの一軍合流で良いのではと思います。ファームの投手を打ててないのに一軍で慣れていくのは無理でしょう。そして、慣れてからでも遅くはないし、それまでは経験ある打者でなんとか白星をひらっていく。助っ人という名のもとに、いきなりすべてを背負わされるのも大変でしょう。ここは役割分担です。
決してボーア選手がダメだということではなく、「今はまだ慣れていない」と考えて、素直に打順を組んでいったらよいのでは?と思います。今のままでは、あまりにも流れがないです。チームとしての結果が出てきたら、みんな気軽にバットを振れるようになります。
次の神宮3連戦。点の入りそうな気配のある攻撃をみたいところです。
だいちゃん
2コメント
2020.06.23 08:52
2020.06.23 06:06