2020/9/15 18時 東京ドーム ●3-6 讀賣
敗戦「虎ラム」を書くのはつらいが、ファンとしても前を向いていくには書かねばならぬ。
めいいっぱい戦ったが敗戦。近本選手の2発、糸原選手の先制打、素晴らしい。高橋投手もよく投げたと思う。8月6日(○11-0)から約1か月強の間に4回目の巨人戦。相手も慣れてくる。無理をせず打ち返してくる点に相手の研究も感じる。ナイスピッティングと言ってあげたい。
9月7日のコラムに書いたが、巨人軍との間にいろんな差がある。差は急には埋まらない。取られてはいけない1点(8回裏)は取ってくる。逆に、これが抜けていればの近本選手のセンター前を若林選手が好捕・封殺。「これは強い、差がある」と改めて思い知らされた。最後のバッター・梅野選手の見逃しの三振には、読みを外されたことを含めて「参った、観念した」という言葉が聞こえたような気がした。少なくとも私はそう呟いた。
観念したからといってあきらめるわけではない。来年以降も見据えて差は詰めていかないといけない。矢野監督がいつも言う通り、「すべてが学び、ここからどう成長していくか」だ。
7回のバスターエンドラン(失敗)。采配なのでいろんな見方があるが、その是非を問うてもあまり意味はない。個人的には、「相手が嫌なことをする」の原則に照らせば、「どっしりと送りバント、1打同点の状態で糸原・サンズ・大山」の形を作るのが妥当ではと思った。矢野監督は勝負をかけたが結果は凶。そして、その後のバッターのあっさり感を生んでしまったように思う。
正解はないが、監督自身もここから学んで、来年以降を含めて活かしていって欲しい。そう、10数年ぶりのリーグ優勝に向けての「旅」は続いているのである。首脳陣・選手・フロント、皆が学び・成長していかねばならぬ。
(ちなみに、解説の赤星さんは、「動く(エンドラン)こと自体はありだと思う。ただ、タイミングはもう1球あとだっのでは。なぜなら、明らかに高梨投手がストライクが入らず四苦八苦していたから。結果、すごく打ちにくいボールがきた。」と。なるほどと思った。)
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旅は続くからこそ確かめたいことがある。
それは、「ベスト布陣」で戦っても今の巨人には勝てないのかどうか。
布陣・スタメンの采配の是非を問うているのではない。ファンからは見えない色んな事情・配慮の中で組まれているものと思う。しかし現実は、東京ドーム7連敗、通算3勝11敗というやり込められ状態。もし、一切とらわれるもののない「ベスト布陣」(攻撃・守備・走塁)を組んでも歯が立たないのかどうか、これを知りたい。
近本・梅野・糸原選手の1・2・3番は良い流れを作りだしている。ファン目線でとらわれずにオーダーを組むとするならば、
6番 陽川選手
7番 ボーア選手(本音は一塁で原口選手)
これで戦ったらどういう攻撃・守備の流れができるか。それでも巨人には勝てないのかどうか。見てみたい、知りたい。
来年以降のために、である。
だいちゃん
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