気持ちって大事(小林)

2018/5/22 18時 倉敷 〇8-3(ヤクルト)

スポーツも仕事も気持ちに余裕があるといい結果が出ますし、逆に気持ちに余裕が無く焦ってしまうと悪い方悪い方に行ってしまいますね。

昨日はそれがホントによくわかる試合でした。

3回裏、ゲッツーで終了という場面が2回もありながら、結果はなんと5点!糸原選手の何でもないセカンドゴロを走者メッセに当ててしまった山田選手。続くドメさんの痛烈なゴロを上手く捌いたかと思えば、今度は握り損ねての悪送球。きっと、今度はしっかりアウトにしなきゃ、と普段以上に意識し過ぎてしまったのでしょうね。落ち込む山田選手、やりきれない石川投手、2点入ってしかもゲッツーも無い局面でのロサリオ選手。気持ちの余裕の差がホームランにつながったと言えるのではないでしょうか。ロサリオ選手の次の打席では低めのボール球を見切って四球を選べたのも、前の打席の一発が気持ちに余裕を持たせたような気がします。大山選手も2回は初球から右方向を狙ってのゲッツーと余裕が無いなーと思っていたら、7回には久しぶりの振り切った左中間ツーベース。

やっぱりみんな力はあるんだと思います。ちょっとした気持ちで結果が大きく変わる、改めてそう感じました。

ただ、ここで忘れてはいけないのは、最初の山田選手のエラーを誘ったメッセの走塁です。打球と山田選手のポジション、そしてセカンドベースに入ったショートの位置、これを頭に入れて少し大回り気味に走塁し送球し難くさせる、まさに頭脳プレーだったと思います。野球ってこういうかけひきもあるので面白いですね。

次の試合以降も気持ちに余裕をもって、余裕を持てるような準備をして、いい結果に繋げてほしいと思います。

小林正紀

TigerStream

虎の流れ ~タイガースを愛するビジネスパーソンによる 「タイガースを語るコラム」~

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