2019/3/29 18時 京セラ 〇2-1(東京ヤクルト)
素敵な開幕戦となりました。なんといっても鳥谷選手ですよね。
三塁打は素晴らしいというか、感激の一語(ホームランでないところが鳥谷さんらしい)ですが、この打席の5球目にこれまでの鳥谷選手との違いを感じました。
カウント3-1、インコース低めの真っすぐ、ボール球でした。これまでの鳥谷選手なら、きっちりと見逃してフォアボールで無死一塁となったでしょう。この球に鳥谷選手は手を出しました。一塁右へのファール。思わず、「見逃したらフォアボールやんかー」と言いながらも、でもなんか違うなとも思いました。1球のファールを挟んでの7球目がライト越えの3塁打です。
鳥谷選手の意思を感じました。
なんでしょう。「打つ」「結果を出す」「アピールする」「決める」「俺は15年開幕張ってきた」、、、色んな想いの中での11回ウラの先頭代打。それが見送り四球ではなく、「手を出す」だったのではと。鳥谷さんの新しい境地のきっかけになる一球・一打席のような気がしました。大袈裟過ぎるでしょうか?無死一塁からの攻撃ではサヨナラにならなかったようにも思います。
近本選手のタイムリーも素敵過ぎです。さらに遡ると1回表の守備でのナイスバックフォーム。あの返球がなければ、この試合は、●1-6くらいの試合になったように思います。
粘りに粘ったメッセもリリーフ陣も素晴らしかったですね。
今年のタイガースはこういう勝ち方! という象徴的な開幕戦でした。
大工舎
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