2019.5.15 18時 東京ドーム 〇13-8(讀賣)
初回から試合が動いたせいか、2時間半くらいの緊迫した投手戦を予想していたせいか、今日の4時間は本当に疲れました…。
ずっと総立ちで熱い応援のレフトスタンドも、勝利の六甲おろしの3番あたりはさすがに声のトーンにいつもの張りがなくなっていたような…。
それはまさに伝説の生観戦試合に値する、歓喜と緊張感の連続したゲームとなりました。
讀賣、いや、日本球界のエースからのクリーンアップ揃い踏み、マルテ選手のレフト頭上で伸びる凄い打球、木浪選手の効果的なホームランとダメ押しの一打、もうお祭り騒ぎの攻撃陣でしたが、その中でも今日はドメさんの存在感が際立っていたように思います。
初回に糸井さんのツーランで先制の後、ツーアウトランナー無しから3点目の起点となるヒット。2回も、まさに取れるときにしっかり点を積み上げておくんだぞ、という意識を感じたスリーボールからの5点目タイムリー。そして何と言っても、今日の勝利をグッと引き寄せた、1点差に迫られた直後の5回の初球ホームラン!前の回にホントに微妙なリプレー検証でもぎ取られた木浪選手のファインプレーを文字通り取り返してくれた、貴重な一発でした。先頭の大山選手が初球を簡単に打ち上げた直後の打席だけに、まさか初球から振って来ないだろう、という相手バッテリーの心理を見透かしたような狙い撃ちだったのではないかと思います。
5点あったリードがあっという間に2点差になり、投げるほうでは明らかに調子が悪い中でも勝負への執念を感じた菅野選手のバッティングと走塁、そのリプレー検証で1点差に迫られ完全に相手に行きかけた流れをきっちり止めてくれた守屋投手のピッチングも大きなポイントだったと思います。矢野監督の流れを読んだ投手交代も見事でした。
勝ったと思ったときが負けのはじまり、この言葉が何度も頭をよぎる相手の反撃…あのジョンソン投手も球場の雰囲気にのまれかけたように見えたすごい試合でした。
あぁ〜、しんどかった…。
小林正紀
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2019.06.03 12:26
2019.06.03 12:26