タイガースの勝ち方と、・・らしい四球

2019/9/16 14時 東京ドーム 〇2-1(讀賣)

あっという間に今シーズンも残り10試合を切り、最後の東京ドームでの讀賣戦を見納めてきました。そして、今シーズン限りでタイガースのユニフォーム姿が見れなくなる(とは信じたくはありませんが・・)鳥谷選手の見納めでもありました。

試合は、少ないチャンスをモノにして、鉄壁リリーフ陣で逃げ切る、というまさに今年の(現有戦力での)タイガースの勝ち方を実践したものでした。初回の攻撃も鮮やかでしたが、六回の近本選手の今日2盗塁目の三盗は、それがその後の3四球での決勝押し出しを生み出したと言っても過言ではないくらい効果的な盗塁だったと思います。レフトスタンドから観る三盗はスタートからスライディングまで全てキレイに見えるのでホントに気持ち良かったです!

先頭への四球でピンチの連続のガルシア投手を何とか2度のゲッツー(しかも丸選手から)で切り抜けた坂本選手のリード、大ピンチでの見事な火消しの島本投手、ほとんど打たれる気がしない岩崎投手、先頭を抑えられてほっとしたドリス投手、全盛期を彷彿とさせるピッチングの藤川投手、みんなで守り切った敵地での最終戦でした。

九回表の先頭で登場した鳥谷選手。球場全体が悲鳴にも近い歓声にうずまれる中、淡々とボールを見極めて四球を選ぶ姿は、鳥谷選手らしかった。。

思い起こせば、伝説の生観戦試合の一つとして挙げた、2007年9月10日。球児10連投での10連勝目の試合。延長に入ったところで試合を決める三塁打をここ東京ドームで放ったのが鳥谷選手でした。そんなことを思い出しながら、塁上の鳥谷選手を眺めていました。。

リードや帰塁の動きもやっぱりカッコいい。。

ああ、覆水盆に返らないかなあ・・。

小林正紀

TigerStream

虎の流れ ~タイガースを愛するビジネスパーソンによる 「タイガースを語るコラム」~

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